海外旅行トラブル体験談!手配したはずなのに?
公開日: 2016年9月20日火曜日 ハプニング系
★海外旅行の宿泊手配にご用心!★
By Dmitry A. Mottl - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2288914
2016年9月現在、国民生活センターに、インターネット予約の海外旅行トラブルが多数寄せられているという。
インターネットで予約した旅行に関するトラブルにご注意 ホテルに行ったら予約が取れていなかった!? (PDF形式) /国民生活センター
新聞記事にもニュースにも取り上げられ、ネットでも検索すると多数ヒットする。
アラフォー主婦うさどんは、2002年頃に海外旅行でヨーロッパに行ったことがある。
その時見舞われたトラブルも、ネットがすっかり浸透して便利になった現代のトラブルでも、内容は大して変わらないものなんだなと感じた。
目次
海外旅行トラブルは今も昔も変わらない?
海外旅行に行って、手配が違うとか、宿泊が食い違うとか、海外トラブルの内容自体は珍しい話ではないと思う。
ただそれは、ネットもスマホもない時代の、一昔前によく見られた現象だと思っていた。
しかしむしろ、最近の方が増えているらしい。その原因は、
実際に電話したり店舗で担当者に会うなどしなくとも、すべてネットだけで済んでしまうシステムにあるようだ。
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実際に遭遇した海外旅行トラブルとは!
うさどんが最後にした海外旅行は今から15,6年以上前(2001年か2002年ごろ)である。
当時はスマートフォンはなく、インターネットはもっぱらパソコン、速度も非常に遅かったので情報を得ようと思ったら直接足を運んだ方が確実という時代であった。
しかし、旅行会社に直接出向き、様々な手配をしてもらったにもかかわらず、現地でトラブルに見舞われた。
トラブルとは次のようなものである。
- 現地で鉄道に乗るための現地ガイドが手配されていなかった。
- ホテルでの食事を手配したはずなのに現地でうまく伝わっていない。
- ホテルをチェックアウトしようとしたら、日本で支払い済みのはずのホテル代が請求された。
(パッケージ内容:ハネムーン個人旅行、添乗員なし、場所:ドイツ、)
また余談だが、自らが起こしたトラブルも発生した。
- 帰国時の鉄道駅を降り過ごし、現地添乗員とすれ違って会えない。
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海外旅行トラブル、どうやって乗り切った?
トラブルが起きてしまったら、添乗員がいない限り自力で何とかするしかない。
それぞれ次のように対処した。
- 現地ガイドがいない⇒日本で手配した旅行会社に問い合わせた。
ツアー会社は日本の会社だったので、連絡を取ることができた。結果は手配ミスであったが、手配がもう間に合わないので、鉄道の乗り方を聞いて自力で何とかした。
そもそも現地ガイドがいないことが判明したのは、空港について出迎えに来てくれた別の現地ガイドの人がたまたま手配ミスに気づいてくれたことだった。
現地ガイドの人が機転を利かせて、改めて現地請け負い会社に問い合わせてくれたところ、依頼を受けていないことが判明し、うさどんが宿泊しているホテルに連絡をくれたのである。
すんでのこところで鉄道乗り遅れの悲劇は免れたが、半日はそのやり取りでつぶれたため、観光できなかった。
- 手配したはずの食事が出てこない⇒片言の英語で乗り切る。
プランには特別料理が出てくる、となっており、手配したはずなのに「ご注文はおきまりですか」的に注文を求められ、うさどんはうろたえた。
記憶はうろ覚えだが、「スペシャルメニュー」というフレーズで乗り切ったことは記憶している。そののち、請求されることもなかったのでとりあえず何とかなったのだろうと当時は思った。
今なら自動翻訳アプリもあるのでそうそううろたえることはないのかもしれない。
- ホテル代の二重請求⇒支払いを拒否してみる
旅行の間、また別の現地ガイドの人に来てもらった日があった。その時に食事での出来事を話したところ、「日本から全部払ってますって言えば大丈夫ですよ」とアドバイスしてもらった。そのアドバイスが早々に役立った。
チェックアウトするとき、請求書を確認したところ支払い済みのホテル代が記載されているのである。
そこを指さし、「アイ ペイド フロム ジャパン」と片言で話したところ、「フロム ジャパン?」と再確認して貰え、「オー、ミステイク」となり事なきを得た。
- 現地添乗員と行き違う⇒現地日本語デスクに即電話
最後の最後で、降りる駅を過ぎてしまう痛恨のミスをしたうさどん。
次の駅で即降りて、駅員さんに助けを求めて「これに乗れ」的な事を言われ、なんとか空港まではたどり着いた。
しかし、落ち合うはずだった現地ガイドの人とは当然会えなかったので、「現地で何かあったらココに電話してください」という現地日本語デスクに公衆電話から電話したところ、幸いにまだ現地ガイドの人が空港で待っていてくれたことが分かり、無事落ち合うことができた。税関手続きなどが全く分からなかったので心から安堵した。
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まとめ
英語または現地の言葉が堪能な人なら、わざわざ旅行会社を通さずともネットで予約で個人旅行、というのが便利でよいのかもしれない。
しかしそうでないなら、
- 信用のおける旅行会社に手配を頼む。できれば頼む際は、実際に旅行会社に行く。
- 添乗員のいない個人旅行なら送迎などで、現地ガイドに一度は来てもらい現地事情の情報収集をする。
- 個人旅行ならいざという時に対応できる現地日本語デスクを確保する。
- 請求書は必ず中身を確認してから払う。
- 日本のサービスを基準に考えない。星のついた高級ホテルであっても、日本ではありえないミスをすることがあることを心する。
現実に何か起こったときに即電話でき、日本語対応できるところを確保しておくのが重要であると感じた。
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